[就活]働き方の心得 正社員で働く

やっぱり大手に入りたい!《なぜ???トヨタ式で3回訊いて!(1)》

学生の皆さんのお話を聴いていると、「やっぱり大手企業に入りたい」 という方が多くいらっしゃいます。
理由を訊くと、「やっぱり大手が安心だから」 という答えが一番多いです。

次にくるのが、 「大手の方が大きいことをやれるから」。
なるほどなるほど。

ではさらに質問。
「安心」とはどういうことでしょうか?「大きいことをやれる」とは どういうことでしょうか?

こう質問されて、パッと答えられる方が意外と少ないのです。
このあたりが自分の中でハッキリしていないと、 いざ大手企業に入れたとしても そのメリットを全く活かせず「ただ大手に入っただけの人」になる可能性があります。

3回「なぜ」を問う

「大手企業」という 言葉が先立ってしまって、その本質・様相をしっかり捉えない方が 非常に多いなと感じています。
ぜひ、ご自身に3回は「なぜ?」 「それってどういうこと?」と 問うてみてください。

※トヨタ式は本来5回と言われていますが、まずは3回。

「大手企業に入りたい」
→なぜ?
 
「安心だから。」
→安心って、どういうこと?
 
「経営がしっかりしていて、倒産しづらい。」
→なぜ安心だと良いの?
 
「転職したくないから。」
→なぜ?

ここまでくると、答えにつまる方が多いです。
さらに、ご自身が出した答えについても 「本当にそうなの?」と、今一度吟味してほしいのです。

大手企業であれば倒産しない

大手企業であれば経営がしっかりしているとか 倒産しづらいと思っている方。
本当にそうでしょうか?

シャープやソニー、マクドナルドを見ていても、 大手企業だから必ず安心だなんて絶対に言い切れませんよね。
特にこのご時世、企業だって、いつどうなるかは分からないのです。

実は大切なのは、 倒産しない会社に入ることではなく、 会社が倒産したとしてもヨユウで転職できる経験・スキル・人脈を獲得する ことだったりします。
そしてそれを実現するのは、 必ずしも大手企業でなくてもよいのです。

大手企業であればやり甲斐がある

それから、大手企業だと規模の大きなことを やれてやり甲斐がありそうだという方。
本当にそうでしょうか

大手企業の場合、たしかに企業が与える 影響範囲は大きいでしょう。
ただ、別の側面からみると、 ひとつの大きな事業の 中に細かい部署が沢山あり、 仕事も細分化されています。

つまり、事業全体に対する自分の担う 役割というのは相対的に小さくなりがちなのです。
大手に勤めている方からよく聞くのは、 「やってることが大きすぎて全体が見えない」 「自分のやってることは小さくて歯車みたい」 という言葉です。

ぜひ、この機会に大手企業に勤めているお知り合いに(ご家族や親せき・近所の方も含め)話を聴いてみてください
メリットもデメリットも実体験として聴いてほしいです。

自分が「こう」と 思っているものは、よくよく見ると イメージに過ぎなかったり、一側面に過ぎなかったりするものです。
補足で言うと、「やっぱり〇〇」 という言葉が出てきた時に要注意! 「やっぱり」という言葉は、自分の中で 当たり前になっている事柄に対して 枕詞として出てきます。

そもそもあなたは何を大切にしたいのか

なぜそう思うのか?本当にそうなのか?この2つの他に、さらに大切な 大前提があります。
それは、あなたが「はたらく」にあたって何を一番大切にしたいと思っているのか

優先順位が定まっていないと、 どんな企業で内定が出ても あなたにとって適切な判断ができません。
はたらくというのは人生そのものであり、人それぞれに価値観が異なるからです。

当然ですが、Aさんにとって良い会社がBさんにとっても良いとは限りません。

優先順位によく上がる項目

ざっとこんな感じでしょうか。

■仕事内容
■勤務地(転勤の有無)
■給与の高さ
■休日日数
■休日の曜日(土日・シフト・平日固定)
■自分が成長できそうか
■残業時間数
■社風(会った社員の印象)
■福利厚生の手厚さ(住宅手当や退職金の有無)
■産休・育休取得と復帰社員の数・割合
■業界・商材(無形・有形)

すべての順位を決めなくてOKですが、3~5番くらいまでは決めましょう。
「仕事と休日日数が1番」はダメです。

必ず1つに絞ること。
そして、1番にした項目は何が何でも大切にしてください

すべてを満たす企業に出会えるとは限らないからです。
「肉を切らせて骨を断つ」くらいの覚悟を持っておきましょう。
 上記の項目について、一部、補足でお話ししますね。

■仕事内容

自分が毎日「何」をすることになるか。 ここはぜひ優先度を高く考えて頂きたいです。
事務職であれば業界は問わないという 方の場合も中身を見てください。

一言で事務職といっても 、保険会社の事務職と人材会社の事務職とでは仕事内容が大きく異なります。
具体的に把握をしましょう。

■勤務地

「土日は友人と遊びたいから転勤なし」という方もいらっしゃいますが、実際、勤め始めると友人と遊ぶ頻度は 低くなります
大手企業で勤めたい、と思っている方は 特に、全国勤務は覚悟をした方がよいでしょう。

■休日の曜日

「友人と遊びたいので土日が良い」という方はよく聞きますが、 実際働き始めると友人と遊ぶ頻度は低くなります。<
>筆者は平日休みも経験がありますが、 お店に人が少なかったり 銀行や役所に行きやすかったりするので、 結構重宝しますよ。
結婚式などのイベントであれば 有給を取ればいいだけなので、あまり影響を受けない印象です。

■社風

社風を重視するという方。 私もわりと人をみて判断するタイプですが、 ちょっと気をつけてください。
雰囲気って、たしかに染み出るものもありますが、意外と演出できちゃったりも します。

それに、説明会や面接に出てくる人、 リクルーターの人というのは、 企業の中でも優秀層だったり 華がある、「学生ウケしそう」な メンバーが選出されていることが多いです。
そりゃ、そうですよね。(笑)

マジックに騙されないように、 そのことだけ含んでおいてください。

■福利厚生の手厚さ

これは微妙なところですが、 個人的にはあまり大切にしなくても いいのではないかな、と思っています。
住宅手当はたしかに、あると助かります。

退職金は、転職が当たり前のこの時代本当に使うか分かりません
40年後に期待をするよりも、若い時に どんな経験を積めるかを重要視する方が 、人生が充実するんじゃないかな、なんて 思います。

また、一般的にも転職者が多いため、退職金を用意しない企業が多数です。
保養所があったとしてもそこを使うのって数年に一度だったりするので、気にしなくていいかなと思います。

■産休・育休の実績

昨今女性の活躍が叫ばれていますが、 この点はまだまだ、 自分たちがパイオニアだと思っておいた方がよいでしょう。
特に歴史の長い企業だと、「女性は結婚したら退職する」という意識がまだまだ存在しています。

極端な話、産休第一号として 企業に「ぜひ戻ってきてね」と言われるような 実績をつくるくらいの心持ちでいて頂きたいです。

定期的に見直す

優先順位は、一度決めたらそれきり! ではなく、ぜひ定期的に見直しましょう
活動をする中で実感が深まって 判断が変わることも大いにあります。

あなたの就職活動が、 あなたにとってベストと思える結果になることを 心から願っています。

ポイントまとめ

◆大手企業に入りたい理由を3回問う
◆自分の持つイメージについて、「本当にそう?」と吟味する
◆仕事選びの優先順位をつくり、定期的に見直す。

次の記事は入社した会社で長く勤めたい!《なぜ???トヨタ式で3回訊いて!(2)》です。

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