正社員・準正社員・契約社員・派遣社員。
どれを選択するのも、あなたの自由!
でも、「選べる」ということは逆に言えば、「なぜそれを選ぶのか」が大切になってきます。
今回は「派遣社員」(一般派遣)というはたらき方について考えてみましょう。
まずはじめに、派遣社員は何なのか、概要を 押さえていきます。
「派遣社員」とは?
概 要
派遣社員は、その名のとおり「派遣」される「社員」というはたらき方です。
正社員・契約社員と大きく異なるのがココ!とっても大事です。
正社員・契約社員が「直接雇用」であるのに対し、派遣社員は「間接雇用」です。
直接雇用
Aさんの【雇用元はB社】、【就業場所もB社】となります。
派遣社員
Aさんの【雇用元はB社】。(派遣会社。大手ではテンプスタッフなど)で、【就業場所はC社】となります。 B社ではありません。
B社から派遣されて、C社にて「期間限定」で就業します。
つまり、雇用元の企業ではない場所ではたらきます。
期間
基本的に派遣契約の期間は3か月。
これが更新されて、1年、3年と継続してはたらく方がいます。
「産休中の代理」として1年で終わることや、「次の社員が入社するまで」ということで1か月限定や3か月のみということもあります。
雇用関係
AさんとB社との関係は「社員」ではなく、「登録スタッフ」ということになります。
ただ、システムエンジニアや施工管理などの場合、「特定労働者派遣」という形態をとることがあります。
この場合は、正社員として雇用された上で顧客先へ派遣されることになるため、一般派遣とは大きく異なります。
システムエンジニアや施工管理などを視野に入れている方は、雇用形態をよく確認しましょう。
以上が、派遣社員とは何か? 大前提です。
しっかり押さえられたでしょうか?
次に、派遣社員ではたらくことのメリット・デメリットを見ていきます。